国鉄湧網線の年表
国鉄湧網線 年表
大正8年8月15日 | 地方鉄道法が施行され、鉄道敷設の気運が高まる 数々の路線案が持ち上がり、路線の争奪戦がはじまる 旭川~網走を結ぶ「旭網線」に佐呂間通過が計画される ※第一次世界大戦後の不況に関東大震災が重なり敷設が中断する |
大正14年2月 | 第四八帝国議会にて「湧網線」請願採択 |
昭和2年8月 | 鉄道省技手一行による測量開始 |
12月 | 鉄道省会議で湧網線計画確認 (網走~常呂~中佐呂間~計呂地~中通別) ※世界的な金融恐慌により敷設繰延べ |
昭和10年10月10日 | 網走~常呂間が開通 |
昭和10月20日 | 中湧別~計呂地間が開通(西湧網線) |
昭和11年10月17日 | 計呂地~中佐呂間間が開通(東湧網線) |
昭和13年 | 中佐呂間~常呂間が着工され土工、橋脚が完成 ※日華事変勃発によりレール敷設が中断 |
昭和21年5月 | 再着工が確定 6月※戦後の既存鉄道改良復興優先の政府方針にて工事中止 |
昭和27年8月1日 | 再着工 |
昭和28年10月22日 | 湧網線全線開通 中佐呂間駅を佐呂間駅に改称 |
昭和30年12月 | レールバス(46人乗り)が運行開始 |
昭和40年4月 | ディーゼル車両(90人乗り)が運行開始 |
昭和50年6月8日 | SLが最終運行 |
昭和56年3月3日 | 日本国有鉄道経営再建促進特別措置法が閣議決定 |
昭和57年11月22日 | 国鉄第二次廃止対象路線に湧網線が選定 |
昭和61年2月17日 | 特定地方交通線対策協議会にてバスへの転換が決定 |
昭和62年3月19日 | 国鉄湧網線廃止 20日代替バス運行開始 |
平成元年11月1日 | 佐呂間町交通公園完成 |
企画財政課企画係
電話:01587-2-1214