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独立行政法人国際協力機構(JICA)が発行する「ソーシャルボンド」への投資について
投資表明 令和元年6月20日
佐呂間町は、積立基金運用の一環として、さらに資産運用を通じた社会貢献と、2015年に国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs」達成への取組みとして、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)が発行する「ソーシャルボンド(社会貢献債)」への投資を実施いたしました。
JICAは、日本国政府が定めた開発協力大綱に則って政府開発援助政策(ODA)を担う世界最大の二国間援助実施機関であり、JICA債への投資資金は、有償資金協力事業に充当され、開発途上地域のインフラの開発・整備、日本及び国際社会の健全な発展のために活用されます。また、これらの事業は、国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献が期待されております。
JICA債への投資は、開発途地域の貧困削減・持続可能な経済成長支援を後押しする観点、また、地球規模の環境問題・社会課題の解決に貢献することで持続可能な国際社会造りにつながるという観点から「ESG投資」としての性格・意義も有しています。
JICA債は、国際資本市場協会(ICMA)が定義を公表している「ソーシャルボンド」の特性に従う日本初の債券であり、2016年12月に決定された日本国政府の「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」において、「SDGs」を達成するための具体的施策のひとつとしても位置づけられています。
今後も佐呂間町は、その公共性・公益性に鑑み、持続可能な社会の形成に向けた社会貢献を果たしていきたいと考えております。
出納室
電話:01587-2-1215